2025年3月1日(土)14:00—18:00(日本、韓国時間) (周六)13:00―17:00(中国时间)
場所:Online ( Zoom)
司会:郭南燕(明治大学)
14:00-15:00
(中国)
13:00-14:00
<韓国カトリック教会における上海土山湾作品:宗教的交流とその
意義―大邱代牧区を中心に―>
李容相(又松大学)、南ソラ Sora(韓国教会史研究所)、崔英修(又松情報大学)
韓国カトリック教会における上海土山湾作品の宗教的意義について、大邱代牧区を中心に考察する。1911 年、朝鮮代牧区から分離された大邱代牧区では、初代代牧区長であるパリ外国宣教会(MEP)のドマンズ司教(F. Demange、在任 1911-1938)の指導下で、土山湾作品が利用された記録が確認される。彼の日記をもとに、20 世紀初頭に大邱代牧区が購入した作品の歴史的背景と海上移動経路を追跡し、韓国カトリック教会におけるその文化的・宗教的意義を明らかにする。
韩国天主教会中的上海土山湾作品的宗教意义–以大邱代牧区为中心—
本发言以大邱代牧区为例,探讨韩国天主教会中的上海土山湾作品起到的宗教交流的意义。1911年大邱代牧区从朝鲜代牧区分离,在第一代主教都芒杰(F. Demange、任期1911-1938)的指导下土山湾作品被使用,并被记录下来。根据他的日记,我们将追踪大邱代牧区购买作品的历史背景和海上移动的途径,了解其作品在韩国天主教会中起到的文化和宗教的意义。
15:00-15:40
(中国)
14:00-14:40
<“PAGODA ODYSSEY 1915”展 (シンガポール・アジア文明博物館)視察報告>
白石恵理(関⻄外国語大学)
第1次世界大戦の最中である 1915 年 2 月 20 日〜12 月4日、カリフォルニア州サンフランシスコにおいて「パナマ太平洋万国博覧会」が開催された。海外から 28 カ国が出展し、約 1900 万人の来場者を集めた。中華⺠国(当時)からは、土山湾孤児院工房も出展し、幅広いジャンルにわたる精緻な作品群は欧米諸国に賞賛されたといわれる。万博の展示概要に関しては、2023 年 7 月の研究会にて発表しており、今回はその続編である。万博終了後から今日まで⻑らく非公開となっていた展示作品の目玉、仏塔(pagoda)の模型 84 基を一堂に集めたシンガポール・アジア文明博物館で開催中の展覧会について、視察報告を行う。
新加坡亚洲文明博物馆“PAGODA ODYSSEY 1915”展视察报告
在第一次世界大战中的1915年2月20日~12月4日,美国加州旧金山举办了“巴拿马太平洋万国博览会!。海外的28个国家参展,一共有1900万参观客。在中华民国的展品中有土山湾孤儿院工艺院的作品。其内容包括不同领域,作品精致,收到了欧美诸国的赞赏。有关博览会的概要,我曾在2023年7月的研究会上曾经介绍过,这次发言是其续篇。自博览会至今日,长期没有公开的主要作品是佛塔。本次展览会集84座佛塔一堂,在新加坡亚洲博物馆的召开。我将汇报展览会的视察报告。
15:40-16:15
(中国)
14:40-15:15
<ド・ロ版画の「悪人の最期」における犬のイメージの解釈>
郭南燕(明治大学)
ド・ロ版画の「悪人の最期」のベッドの近くに犬が1匹いる。これはどのような意味があるかを、たびたび聞かれたことがある。この犬のイメージは新約聖書の話に基づくことがわかる。そのイメージはヨーロッパと中国のカトリック美術に表れ、土山湾刊行の挿絵にも登場している。「悪人の最期」では、犬の「冷淡さ」が強調されているといえる。本発表はこれについて考える。
德罗版画“恶终”中狗形象的解释
德罗版画“恶终”中的有一只狗,对之,有不少人询问过我其含义。此狗的形象是基于圣经新约的故事。曾经出现在欧洲及中国的天主教美术中,也出现在土山湾的插图中。“恶终”中狗的冷淡被强调了。
16:15-16: 30
(中国)
15:15-15: 30
休憩
16:30–17:15
(中国)
15:30-16:15
<「神父」と「牧師」の語史を解明するために>
小野正弘(明治大学)
現代において、「神父」はカトリックの、「牧師」はプロテスタントの聖職者を呼ぶ称号として用いられている。ところが、これまで、これらの称号が、どのような経緯で用いられ、定着したのかについての、日本語学的な研究は、まだないようである。そこで、今回は、そのうち、特に「神父」について、語として、どのような歴史をたどってきたかの概観を行なう。その際、どのような資料を検討すればよいのかについても、見当をつける。
阐明“神父”和“牧师”的词汇史
现代日语中,天主教的圣职者称呼为“神父”,而新教则为“牧师”。但是这些名称是如何在日语中扎根,尚未有日本语言学方面的研究。本次发言将对“神父”一词的历史变迁进行概括,并将提及相关资料。
17:15-18:00
(中国)
16:15-17:00
<日本に収蔵されている土山湾刊行書籍>
郭栩峰(明治大学)
土山湾で刊行された書籍は、幕末から 1949 年の間に日本へ渡来した。これらの書籍は、日本の大学図書館、国立国会図書館、研究機関などに収蔵されている。その内容は、宗教、哲学、歴史、言語など多岐にわたる。現在、包括的な調査を進め、「土山湾刊行書籍の日本蔵書目録」の作成に取り組んでいる。これにより、収蔵されている書籍の量や内容を把握し、それらの統計から宣教師たちが日本文化に与えた影響を明らかにすることができるだろう。
收藏在日本的土山湾刊行书籍
土山湾出版的书籍在幕末至1949年间传入日本,现藏于大学图书馆、国立国会图书馆、研究机构等。内容涵盖宗教、哲学、历史、语言等。我目前正进行全面调查,并编制《土山湾出版书籍在日藏书目录》,以掌握馆藏情况,并分析传教士对日本文化的影响。